塾学習に関するコラム


4.未知の問題を解く作法A 「俯瞰する」

(1)評論は話題、小説は場面から考える
(2)意味から考え代入する
(3)先に全体的な構造をとらえる

 @評論の「話題」を把握する
中学入試や高校入試説明文、また大学入試の評論では、まず本文全体が「何について書かれているか」という、「話題」を把握する ことが大切となる。それを把握しないままに問題を解こうとすると、記号問題で本文とは無関係の選択肢を選んでしまうことがある。
 A小説の「場面」を把握する
また、小説の場合の話題は「場面」として出てくる。場面とは、「いつどこで」、「誰が」、「何をしたか」ということ。 たとえ、その小説や物語の全体を知っていたとしても、あくまでも問題文として引用されている場面だけで答えなければならない。
あくまでも、材料として与えられた本文を全体として把握することが重要となる。
 B古文の「場面」を把握する

同様に、「いつ、どこで、誰が、何をしたか」という場面を把握し、それを根拠にすること。
 @どんな意味になりそうかを考える
文章に空欄があって、そこに単語を埋めるような問題では、まずその空欄を補充した文がどのような意味になりそうかを考えること。
 A代入してみる
本当にその選択肢でいいのかを考えるには、補充した後その文を読んで意味がつながっているかを確認することが大切。

細かい部分にこだわる前に、全体としてはどうなっているのかをとらえるために、「構造把握」の作法が必要となる。
 @主語と述語をとらえる
 A修飾・被修飾の関係をとらえる
 B接続詞がつなぐものをとらえる
 C意味を理解する
理系教科で未知の問題を解く作法の「分析」に対して、文系教科ではその反対からのアプローチとなるが「俯瞰」が挙げられる。

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